「情熱先生」マッチングで話すべきこと
提供している製品・サービスだけでなく、人生を語ろう!
■推奨しているマッチング
オンラインの面談では「話す側は話すことに、聴く側は聴くことに徹する」ことが重要です。
「情熱先生」のマッチングの目的は、「〇〇の件について、いつでも相談できる相手になる」ことです。
そのために初回は「話す側」と「聴く側」を定めて、マッチングします。
そして、双方が話す機会を得るために、最低でも2回、面談することを推奨しています。
理由は以下の3点です。
1,双方がそれぞれ話す時間にしてしまうと、お互いに話すことに集中してしまい相手の話が耳に入らない。
2,しかも話す時間が短くなり、お互いにセールス(売り込み)の話になりがちだ。
3,会う回数が少ないと、「〇〇の件について、いつでも相談できる相手になる」ことができない。
話を聴いてもらった先生は、次回は聴く側としてスケジュールを調整いただけますようお願いいたします。
■話すべきこと
話す側は、「傾聴」してもらえるように心がけましょう。
話すことが得意な人ばかりではありませんが、以下の3点を伝えるように心がけてください。
1,舞台裏:「どんな生い立ちだったのか」「どんな成功や失敗を経験してきたのか」「なぜ、今の仕事を選んだのか」など
2,表舞台:「経営している会社、提供している製品・サービスの情報」など
3,夢舞台:「仕事を通じて何を成し遂げようとしているのか(=何に情熱を持っているのか)」など
どんな割合で話せばいいのかというと、
「舞台裏(6割): 製品・サービス(2割): 夢舞台(2割)」程度です。
「表舞台」の情報は左脳を、「舞台裏」や「夢舞台」の情報は右脳を刺激します。その両方を刺激することが重要だと考えています。
特に「舞台裏」は、「〇〇の件について、いつでも相談できる相手になる」ために欠かせない情報です。
積極的に「舞台裏」を伝えて、よき相談相手になれるようにしましょう。
■ご参考までに:傾聴とは
米国の心理学者であるカール・ロジャーズ氏いわく、「積極的傾聴」とは、
1,共感的理解
相手の話を、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとする。
2,無条件の肯定的関心
相手の話を善悪の評価、好き嫌いの評価を入れずに聴く。
相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心を持って聴く。
3,自己一致
聴き手が相手に対しても、自分に対しても真摯な態度で、話が分かりにくい時は分かりにくいことを伝え、真意を確認する。
この三つです。