慶應義塾大学インターン生、かずとし君のご紹介!

用務員の大久保です。

情熱先生と広報人倶楽部の運営を大学生のインターンに手伝ってもらうことにしました。
それにしても、このプロフィールシート、18歳にしてここまで書けるとは驚きました。

まだ学生ですから、何か契約してくれるわけでも購入してくれるわけでもありません。
でも、このプロフィールを読むと「会ってみたい」「話を聴いてみたい」と思うのではないでしょうか。

重要なことは、彼の現時点でのプロフィール(表舞台)と、それに至るこれまでの経験や経歴(舞台裏)や将来目指していること(夢舞台)のどちらに「魅力」を感じるか、ということですぜひ! いや、絶対にご一読を!


■ 氏名   

かずとし
※現在未成年のため氏名の表記は控えさせていただきます。

■ 所属(表舞台)

慶應義塾大学法学部 慶應義塾體育會サッカー部

■ 将来目指していること(夢舞台)

偶然にカンボジアに行く機会に恵まれて、そこで友人ができ、自分が恵まれているという現実を知りました。カンボジアをはじめとする東南アジアの現状のままでは、救われることがない「弱い個人」を、司法・立法・行政の癒着などを解消し救いたい。ここでは書ききれないので、スタッフのかたと直接お話しできる機会を持ちたいです。

それから、利己的かと思われるかもしれませんが、均等に割り振られている時間を有効活用するためにも、不労所得を増やし、自身が人生一度きりの中でできる「経験の量」を、他の人よりも多く持ちたいと思っています。例えば、海外の文化に触れる経験を多く持つことなど、自分が見たことのない景色を多く見てみたいと考えています。

そのためには資金が必要で、「不労所得」というのはそのための資金のことです。本当に必要な人に必要なものが届く社会、強い者が弱い者に手を差し伸べることが当たり前の社会を、国際的につくっていきたいと考えています。

■ 趣味・特技(表舞台)

サッカー、スノーボード、運動、釣り(経験は少ないです)、人間観察、話を聞くこと、たまにNetflix。

■ 失敗体験・成功体験(舞台裏)

・失敗体験

失敗体験として挙げるのは三つです。

一つ目は、中学受験期についてです。
中学受験期には何も考えずにやりたいことだけをして、それ以外は自分に都合が良いように理由付けをし親に任せてきました。当然、親の敷いたレールの上で熱量が欠けた中学受験になりました。
勉強に身が入らず、3歳から継続しているサッカーにすら真剣に向き合うことができない日が続き、受験に落ち、サッカーのセレクションにも全て落ちてしまいました。

二つ目に、「選択の中で生きている」ということについてです。
人は、常に選択をし続けながら生きています。私も何を選択するべきなのか迷う時がありました。高校生半ばまでは、YESかNOで言うならば、NOの選択を取ることが多くあったと感じています。それが失敗でした。
失敗を恐れ、常に正解の方向を向いていたいと考えていたからです。
しかし、高校、大学と年を重ねるごとに「失敗は恥ずかしいことじゃない」ということや「失敗から学ぶことの多さ」「踏み出してみることの勇気」を学びました。
失敗することが自身の成長に大きくつながっていることに気付けたのです。これからは、「まずはやってみる」ということを意識して、多くの刺激的な経験を積んでいきたいと考えています。

最後に、悔いのないほどに一つ一つのことに真剣に向き合うことの大切さについてです。
私は幼稚園で教わった言葉を座右の銘としています。「何事にもベストを尽くせ」です。
幼い頃からスポーツに対しては常に全力で取り組んできました。例えば、小学校の休み時間で友人と遊ぶときや運動会など行事の練習などでも全力で向き合ってきました。その真剣さゆえに制御が効かず、一度遊びの中で大腿骨を骨折する大けがを負った経験があります。そこで手を抜くことを覚えてしまいました。それが失敗でした。
真剣さが必要ではない場面で手を抜けば、けがなどのリスクを避けることができて、より長く自分のやりたいこと(サッカーなど)に時間を費やすことができると考えてしまいました。でも実際は、好きなことに費やす時間が増えたにも関わらず、上達のスピードは減速していきました。
ここから学んだことは、目先のメリットを取り続けるのか、先を見据えて長期的な視点で成長について考えるのかを熟考する必要があるということです。
サッカーではけがをすることが少なくありませんが、けがをしている期間にだからこそできること、例えば筋トレや体幹トレーニングなどがあることに気付きました。全力でやった上で、けがや失敗をしてもその時だからこそできることを考え、実行に移すことの重要性を学ぶことができたと思っています。

・成功体験

成功体験でも、受験とサッカーの話になります。

まず受験の成功体験についてです。
失敗体験の方では中学受験を例として挙げましたが、大学受験は成功したと思っています。中学受験のような中途半端な受験生活だけは避けたいという強い思いから、総合型選抜入試に向けて半年をかけて準備しました。受験校は4校と多くはありませんが、それぞれの大学に対しての熱量を失うことなく同じ熱量で取り組むことができたと思います。
今、在籍している大学へは、独自に掲げるFIT入試で入学しました。そこで学んだことの一つが「伝える力」と「突撃力」です。
私の性格はシャイで、いわゆる「陽キャラ」ではありません。しかし、FIT入試に挑戦したことでその性格までもを変えられたと考えています。「恥ずかしい」という気持ちを自分のために、そして私の周りの人のためにも捨てることが必要な場面が多いと気付けました。
試験に向けては、自身の研究を深めるために有識者へ話を聞きにいく機会も必要でした。会ってもらうための約束を取り付けることは大変でしたが、自身の意見をぶつけてみて、議論を深めれば新しい発見があるということの楽しさ知りました。シャイだった私が、自ら一歩踏み出すことの楽しみを知ったことは、成功体験だと考えています。

次にサッカーについてです。
私は3歳からサッカーを続けています。常に輝かしいものではなかったものの、誰もが夢見る高校サッカー選手権の本戦トーナメントのメンバーとして参加できたことは成功体験です。
納得のいかない理不尽なこともある部活動の中で、スタメンを奪えないまま過ぎていく時間に、劣等感を抱きながらも奮闘し続けた3年間は貴重な時間でした。
そんな中でも2年次に、トップチームの一員として神奈川制覇を成し遂げ、高校サッカー選手権本戦のメンバーとしてピッチを見渡すことができました。何事も諦めずに屈さないこと、それが必ず結果につながることを身をもって知ったことは、私にとっての最高の成功体験です。

■ 経歴・思い出(舞台裏)

・小学校時代    
東京都市大学附属小学校 BUDDY世田谷SC

3回の骨折で何もかもが嫌になる。
4年生の時に両親の離婚を経験。
サッカーでは全国少年少女草サッカー大会(清水カップ)にて3位入賞。
そのほか、都大会などの大会では5年生でグループ優勝。
6年生では全国予選ベスト16など。

・中学校時代    
世田谷区立喜多見中学校 GAFC
東京都フットサルリーグ2位。
中学生東京駅伝選手に選抜され、16走者として2位入賞。
世田谷区史上当時最高記録に貢献。
区の陸上大会にて、全学年で個人入賞。

・高校時代     
私立桐蔭学園高校 サッカー部所属
クラストップを争う成績。
サッカーでは神奈川制覇・全国出場時の登録選手。
県リーグからプリンスリーグ昇格に貢献。
研究内容に関するお話を多くの有識者との対談。

以上です。

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