【お礼】おかげさまで100人の情熱先生にご登録いただきました!
ここで初心に返り、この5カ月の反省の意を込めて「情熱先生」の運営について再考することといたしました。
「情熱先生」を始めた理由は、新型コロナウイルス感染症のまん延にともない、オンラインによるマッチングビジネスが注目されたことが発端です。
振り返れば、私(大久保)もこれまでに1300人を超える人たちとお会いしてきました。しかし、多くのマッチングサービスはセールスを軸足としており、お互いにセールストークをすることが慣例になっています。つまり、お互いに「聴く耳」を持っていないといえる状態です。このような状態では、効率よく成果につながるはずがありません。それどころか、縁すら続かないことが半ば必然です。
そこで私が始めたことは、初回の面談では「自分はセールストークしない」ということです。いくらセールストークしても結果につながらないのであれば、相手の話を聴く、「傾聴」することによって縁をつなげることに専念することにしたのです。
感覚としては、自分のために、自社のために、クライアントや知人のために「いつでも相談できる、多岐にわたる分野の専門家の人たちと、より多くの縁をつくる」というものです。
予想外だったのは、その方が成果につながったことです。
自分が聴く耳を持つ、つまり「傾聴すれば、傾聴してもらえる」ようになったからに違いありません。
もしかしたら、セースルマッチングサービスを活用している多くの人たちが私と同じ悩みを抱えているのではないか、そんな思いから始めたのが「情熱先生」です。
「情熱先生」の登録が100人を突破した今、私は100人を超える専門家の人たちと「弱いつながり」だとしても、関係を結び、縁をつなぐことができました。このことはご登録いただいている皆さんにもいえることなのです。
この5カ月間には反省もありました。多くのマッチングサービスがそうであるのと同様に「会うことを前提としたマッチング」しか考えなかったことです。マッチングしてみると、「今回は結構です」というお返事を頂くことが少なからずありました。7月中はどんな距離感でマッチングすればいいのかについて悩んでいました。
そこで、近日中に改めてご案内するとおり、これからは「弱いつながりのマッチング」から始めることにしました。つまり「(リモートでもリアルでも)会うことを前提としないマッチング」です。広報や経営の世界では「弱いつながりの強さ」という言葉が注目を浴びています。実は「弱いつながり」こそが、事業の化学反応を生み出したり情報を広く速く伝達したりする際に、「強さ」を発揮するということです。
事務局を介して全ての情熱先生とグループLINEを作り(事務局+A先生+B先生)、あいさつから始めていただきます。その時はLINEであいさつだけでも結構ですし、もし相手の先生に興味があったり相談したいことがあったりすれば、面談を依頼していただいても結構です。
グループLINEで「弱い」つながりから始めて、相談したいことができたときに声を掛けていただく。そんな流れをつくっていく予定です。
それでは、皆さん引き続きよろしくお願いします。